主な対象疾患

  • 乳児湿疹
  • おむつかぶれ
  • 乳児ざ瘡
  • アトピー性皮膚炎
  • 水イボ
  • あせも
  • ウイルス性イボ
  • とびひ

水イボ(伝染性軟属腫)

症状

1〜5mm大の半円状で表面平滑な乳白色から淡紅色調の盛り上がりで、中央がへこむのが特徴です。
小児やアトピー性皮膚炎など皮膚のバリア機能が弱いと、掻き壊して全身に多発します。
皮膚の接触で直接的に移る場合と、タオルなど介して間接的に移る場合があります。
好発年齢は1〜6歳で小児に多いですが、成人では免疫が低下している人や性行為感染症として希に出現します。 潜伏期は14〜50日。

原因

伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚感染症。

治療

数ヶ月で自然治癒しますが、指でつまめる程度に大きくなったら皮膚科で水イボを摘除してもらえます。
痛がる子供では、麻酔テープを1時間前に使用して痛みを軽減してから水いぼを取り除くこともできます。
湿疹が併発している場合は、湿疹の治療も並行して行います。
自費診療になりますが、銀イオンクリーム(m-BFクリーム)の外用でも治療できます(平均2ヶ月で治癒)。

予防

小児では日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会・日本皮膚科学会の統一見解で、プールの使用に制限はありません。
プールの水は塩素殺菌されているため、プールの水で水イボは人に移りませんが、タオルや浮き輪、ビート板などを介して移ることがあるので、共用は避けるようにして下さい。
感染症法上、生活上の制限はありませんが、感染拡大を防ぐため、手洗い、爪切り、患部の保護などに注意して生活しましょう。